MAYU(30代後半)
香りに乗ってどこまでも
ロードムービーに憧れる。ガス・ヴァン・サントの「gerry」のオープニングみたいに、広大な道路を気の赴くままに「ドライブマイカー」してみたい。だが私には最大の問題がある。そう、まだ「マイカー」がないのだ。
かなり致命的な問題だけど、それでもめげずにカーシェアや友人の車を借りては町から町へと移動している。しかも、そんな他人の車にお気に入りのペーパーフレグランスを吊り下げて、好きな音楽を大音量で流し、我が物顔で運転をしているのが現状だったりするのがなんとも残念だけれど、ポジティブに言い換えると現代的な使い方だとも思う。
しかし、お気に入りのアイテムを加えることで一気に「ドライブマイカー」度は格段にアップするのもまた事実。香りをプラスするだけで「自分だけの空間」のコントラストがより強調される気がしている。この思い込みは非常に重要だ。
さらに車酔いが激しく、エアコンなどの「THE 車のニオイ」が苦手な我が子も、この香りのおかげでゴキゲンになっているから私としてはしめしめでしかない。
これらの演出に一役買っているのが、ラボンとランドリンのカーフレグランスシリーズ。先に述べたように残念ながら「マイカー」ではないので、本当は置き型を使いたいところだけど、私は持ち運びに便利なペーパーフレグランスを愛用している。
特にラボン・デ・ブーンは吹き出しのデザインがPOPでかわいく、大型駐車場で迷子になりがちなマイカーを探すときにも目印になって迷子になりにくいというのもポイント。
たまに気分を変えたいときは、部屋やクローゼット等に使用しているランドリンのクラシックフローラルの香りにチェンジ。洗練された上品な香りの中のドライブは、景色だけでなくなんだか気分までアーバン。
ペーパーフレグランスは気軽に使えて、見た目もカワイイので家でも外でも重宝できるお気に入りのアイテム。
今度は普段ベッドルームに吊るしているラボン「トゥザムーン」とナイトドライブに繰り出してみようかと思う。いつか我が家に来るマイカーを夢に見つつ…。